NOTEBOOK · TAGARU-GO DATE · 2026-07-05 VOL.02 · 単語編 P. 001 / 025

タガル単語ずかんVol.2

直近3ヶ月・音声18本を精読/実カウント/内容語25語を厳選(フィラーは除外)

正正 Hand-counted
18Files精読
3ヶ月2026-04→07
25Distinct Words
128Top Occurrences
CAT · A 概念キーワード
CAT · B 事業・仕組み
CAT · C ツール・技術
CAT · D 人・キャラ
CAT · E 思考・抽象
§ TOP 3 · 殿堂入り01—03
01

ノウハウ

NOU · HAU · noun
CAT · B
128 FREQ · normalized

使い方体系化して共有する 再現可能な方法論。個人の実験から導き出した"型"を、記事として仕組み化する。単なる知識ではなく「他の人が真似できるようにした結晶」を指す。

用例「『言語化の方法』をノウハウ図書館の記事にまとめてみる。」

02

勉強会

BEN · KYOU · KAI
CAT · B
115 FREQ

使い方複数人が同じテーマで学習・実験する場。導入ハンズオン、メソッド体験、AI活用法の共有。人数が増えると詰まりポイントも出る「実装の場」。

用例「5名以上での勉強会形式のCowork導入会。詰まりポイントがどんどん出てきた」

03

オフ会

OFF · KAI
CAT · B
115 FREQ

使い方信頼できる少数(2〜6名)が対話・実践する半クローズド空間。日常の"当たり前"から始まる実行の場。勉強会の一段上の親密さ。

用例「2名限定オフ会という実験。予想外の発見がいっぱい」

§ MID · 常連ワード04—15
04

BA · noun
CAT · B
100 FREQ

使い方半クローズドな勉強会・オフ会の物理的・心理的空間。信頼と実験が許容される環境。「見送りの工房」もこの語族に属する。

用例「『見送りの工房』や『半クローズド』な場で対話や言語化が起こる」

05

言語化

GEN · GO · KA
CAT · A
86 FREQ

使い方自分の無意識を「言葉にする」スキル。気づいていない価値や思考パターンを、他者に伝わる形に変換すること。AI時代に人間側に残る"核スキル"。

用例「無意識の他者貢献って、本人は気づいてない。それを『言葉にする』のはまわりの人か、自分を振り返ったとき」

06

不安

FU · AN
CAT · A
45 FREQ

使い方AI導入・セキュリティへの心理的抵抗。ゼロにしようとするから止まる。線を1本引けば実行に切り替わる、扱える対象として捉える。

用例「不安はなくさなくていい。『境界線を1本』引けばいいだけ」

07

人間性

NIN · GEN · SEI
CAT · A
43 FREQ

使い方無意識の行動が他者貢献になっているか」で定義される。自称できない。他者が後から評価するもの。AIには出力できない領域。

用例「人間性は、自分で名乗れない。他人が後から評価していくもの」

08

幸福

KOU · FUKU
CAT · A
38 FREQ

使い方「できることが増えた瞬間」と「感情が動く状態」で定義。「現状感謝型」と「成長達成型」の2タイプがあり、両方が正解とする。

用例「幸福=欲望が満たされた状態。だから『感情が一番動く瞬間』を追えば、豊かさの根源が見える」

09

渡す

WATA · SU · verb
CAT · B
32 FREQ

使い方「AIに任せる」ではなく「AIに渡す」という作業感覚。手放す前にゴール・フォーマット・背景を整理して提供する。決定は人間が持つ。

用例「自分がやることをAIに渡す感覚。新しいことを始めるのではなく、今やってることを1個だけ空き渡す」

10

行動

KOU · DOU
CAT · E
31 FREQ

使い方「自然に動いた結果が誰かのためになっている」無意識の行動。評価される対象。意識してやる行動より価値が高い、という含意。

用例「『無意識の行動が、他者貢献になっているか』が人間性の正体」

11

貢献

KOU · KEN
CAT · A
29 FREQ

使い方他者のためになる結果。力まず、意識せず、自然に動いた結果が誰かのためになっている状態。「貢献しよう」と力むと真逆になる。

用例「『貢献しよう』と意識してやっている人のことじゃない。本人は普通にしているだけ」

12

スキル

SKILL
CAT · C
27 FREQ

使い方機械的な技能。AI時代には「スキルより人間性が評価される」という文脈でよく使う。AIが埋める領域への相対化として登場。

用例「僕のスキルが評価されてるというより、人間性のところを見てもらえてる」

13

定義

TEI · GI
CAT · E
26 FREQ

使い方「リンゴ」の例で語られる。人によって語の意味がズレるから定義を揃えるのが対話の前提。幸福・人間性・豊かさなど抽象概念で必須。

用例「『リンゴ』と『Appleのリンゴ』がズレる話。定義を揃える必要性を体験で理解させた」

14

出力

SHUTSU · RYOKU
CAT · C
25 FREQ

使い方AIが生成する成果物。「60点で十分」という受け止め方が基本。人間の最終確認と判断が上に乗る前提。無意識の価値は出力できない。

用例「AIが平均を担う時代。本人も気づいていない価値は、出力できない」

15

成長

SEI · CHOU
CAT · A
24 FREQ

使い方「昨日できなかったことが今日できた瞬間」。達成感の源泉。困難をわざわざ選ぶ理由。りょうさん本人の幸福タイプの基盤。

用例「成長→6つ目の力。『昨日できなかったことが今日できた瞬間』が感情が動く瞬間」

§ COMPACT · コレクション棚16—25
16 対話 TAI · WA CAT · A 24回 「答え合わせ」の関係。意見が割れる中で互いが更新される。「ツヨポンさんと『幸福の定義』で答え合わせをしたら真っ二つに割れた」。
17 他者 TA · SHA CAT · A 24回 自分以外の視点。人間性・貢献の評価者。「無意識の行動が、第三者から見て他者貢献になっているか」。
18 無意識 MU · I · SHIKI CAT · A 22回 本人が気づかない領域。AIには出力できない人間の最後の砦。「これだけは出力できない」。
19 プロンプト PROMPT CAT · C 18回 AIへの指示の設計図。テンプレ化して"渡す"。ゴール・フォーマット・背景情報を含める。
20 パターン PATTERN CAT · E 17回 詰まりポイントの型。「詰まりポイントのパターン集」を作って次に活かす、という運用語。
21 Claude CLAUDE CAT · C 17回 AIアシスタント(固有名)。「新卒AIが入ってきたと思って使う」。Coworkのハンズオン起点。
22 クライアント CLIENT CAT · B 16回 実際の仕事依頼者。「2〜3日かかる作業が30分で」できたユースケースの担い手。手相占い師さん等の実名例を含む。
23 評価 HYOU · KA CAT · E 15回 他者の判断。人間性は他者の評価で決まる。「一緒に働きたいかどうかは、最後まで人間が決める」。
24 責任 SEKI · NIN CAT · A 14回 AI時代の人間の砦。「責任を取れる人間が最強」。判断・確認・決定の最終担当。
25 正解 SEI · KAI CAT · A 12回 「正解は一つじゃない」。幸福も定義も人によって違う。自分のタイプを知ることが本題。
§ PAIRS · 語のつながり08 pairs
§ NOTE · 思想の輪郭
Field Note

単語だけ並べたときに見えてくる"タガル思想"

タガル語の世界観は、「AI時代の人間の価値の再定義」を軸に回っている。

上位ボリューム(128, 115, 115, 100回)の「ノウハウ/勉強会/オフ会/場」は、個人の実験から生まれた気づきを"体系化して小さな場で伝える"という実行の型。数字を見ると、りょうさんは思想を語るより先に、まず場を作る言葉を圧倒的に多く使っている。

次の層(86, 45, 43, 38回)の「言語化/不安/人間性/幸福」は、心理的な動きの解像度を上げる語。気づいていない価値を言葉にし、不安を扱える対象に置き換え、AIには代替できない人間性を再定義し、幸福のタイプを問い直す試み。抽象と実装がキレイに接続されているのが特徴。

概念の支柱(渡す・行動・貢献・スキル・責任)は、「AIに仕事をあずけるのではなく、人間が最終判断と責任を持ったうえでAIを道具として使う」という哲学。「渡す」が32回もあるのに「任せる」がランクインしていない、というのがタガル的な選語の証左。

— 単語だけで、話し手の思想の骨格がここまで見えるとは、少し面白い。次回 Vol.3 では"クライアント同席時"だけに現れる語を追ってみたい。